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LISKの今後・将来性

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2017年夏ごろが 注目されだした「LISK」という仮想通貨をご存知でしょうか。LISKはその特性上、イーサリアムなどと一緒に説明されることが多い仮想通貨であり、今後の将来性も期待できます。今回は、そんなLISKの概要や将来性について解説していきます。

LISKとは?

LISKとは、2016年5月に公開された仮想通貨であり、ドイツ人であるマックス・コーデック氏とオリバー氏が開発しました。また、少々ややこしいのですが、Liskとは分散型プラットフォームの名前で、プラットフォーム名をLisk、通貨名をLISKといいます。

分散型アプリケーションプラットフォームとは?

分散型アプリケーションプラットフォームとは、これまでのネットワークである集中型アプリケーションプラットフォームの逆の性質を持っています。これまでのアプリケーションプラットフォームは、たとえばFacebookやツイッターなど特定の管理者が存在するプラットフォームです。

一方、分散型アプリケーションプラットフォームは、このような管理者の存在がなく、参加者自体がお互いのサーバーにアクセスするという仕組みです。要は、管理者がいるかどうかというのが、分散型と集中型の違いになります。

スマートコントラクトを採用

LISKは、イーサリアムと同様にスマートコントラクトを採用しています。スマートコントラクトとは、簡単にいうと「契約行為まで自動的に実行させる」という機能です。つまり、ある取引をする際に、当事者同士で契約行為まで完了できるということです。

そのため、販売業者や仲介業者を介して取引する必要がないので、取引スピードも上がり、手数料などがかからないという利点があります。ちなみに、イーサリアムに注目が集まったのは、このスマートコントラクトの機能が大きいでしょう。

サイドチェーンとは?

LISKは、アプリケーションの基盤にサイドチェーンというものを採用しています。サイドチェーンを解説する前に、サイドチェーンの対比であるメインチェーンを解説する必要があります。イーサリアムはメインチェーンを採用しています。

メインチェーンとは?

イーサリアムは、全てのスマートコントラクトコードがメインチェーンに書き込まれています。一つのメインチェーンに膨大の情報が記載されるので、送金スピードが落ちてしまう、いわゆるスケーラビリティ問題が起きやすいです。

また、メインチェーンだけに情報を記載するということは、ハッキングされたとしても、その後のブロックチェーンもハッキングを受けたブロックとつなげることになります。実際に、イーサリアはTHE DAOという分散型アプリケーションプラットフォームがハッキングを受けました。

その際、そのハッキングを受けたブロックもつながっていくので、ハッキングを受けたブロックを無効化して新しいメインチェーンをつくるという対応をせざるを得なかったのです。そのため、チェーンが2つに分かれ、ハッキングを受けた方のチェーンがイーサリアムクラシックとなり、イーサリアムから分裂する事態になりました。

サイドチェーンとは?

一方、LISKが採用しているサイドチェーンは、メインチェーンにスマートコントラクトコードを記載するわけではありません。

それぞれの分散型アプリケーションプラットフォームでサイドチェーンを用意して、そこにスマートコントラクトコードを記載するという仕組みです。メインチェーンには、サイドチェーンに記載された情報が、リンクのように記載されるという仕組みになっています。

情報をメインチェーンに記載するのではなくサイドチェーンに記載しているので、一つのチェーンだけに情報が書き込まれているわけでありません。そのため、処理能力が早くなります。

プログラミング言語

LISKはプログラミング言語としてJavaScriptを採用しています。JavaScriptは、世界で最も利用されているプログラミング言語なので、プログラマーには馴染みがあるため開発者が参入しやすいという点も特徴といえます。

LISKのチャートと今後の予想

では、次にLISKの時価総額および価格チャートと、今後どのように推移するかを予想していきます。

時価総額と価格チャート

LISKは、2018年4月時点で時価総額は約8.9億ドル(≒952億円)でランキングとしては21位です。チャートは以下のようになっています。

価格推移としては以下の通りです。
・2016年6月:0.33ドル
・2017年7月:1.58ドル
・2017年11月:10.52ドル
・2017年12月:38.40ドル
・2018年4月:8.63ドル

LISKもビットコインなどと同じように、2017年末に高騰して、年明けから下落していきました。ただ、それでもわずか2年弱で100倍以上にまで高騰したのです。

※引用元:coinmarket
https://coinmarketcap.com/currencies/lisk/

今後の価格予想

LISK価格の今後は、イーサリアムの動向に注視すべきでしょう。なぜなら、LISKもイーサリアムもスマートコントラクトの機能をもった分散型アプリケーションプラットフォームだからです。つまり、企業がどちらのシステムを採用するかによって今後の価格は変わっていきます。

現時点では、イーサリアムの企業連合は150社を超え、イーサリアムのプラットフォームを利用するといった企業が増えています。とはいえ、LISKは参入しやすいJava Scriptが武器になるので、今後どのくらいの企業が採用するかに注視すべきでしょう。

また、LISKの将来性が期待できるニュースとしては、マイクロソフトの法人向けクラウドサービスであるWindowsAzureとの連携を進め、19億円分の資金提供を受けています。

この件は価格に既に織り込み済みではあります。ただ、マイクロソフトが出資したということで、今後マイクロソフトがLISKの仕組みを利用したプロダクトを提供するなど、価格が高騰する期待はできます。

取得できる取引所や保管方法

LISKを取得するときは、国内仮想通貨取引所であるビットフライヤーがおすすめです。ただ、ほかのアルトコイン同様に、ビットフライヤーで買うときには販売所での購入になるのでスプレッド(≒手数料)がかかってきます。

2018年4月6日時点では購入価格が949円/1枚、売却価格が884円/1枚なので、スプレッドは65円(約6.8%)となります。スプレッドは日々変わっていくので、購入時には注意しましょう。

また、コインチェックで起きたNEM流出事件以降、仮想通貨のセキュリティに敏感な人は多いです。そのため、心配な人は取引所に預けっ放しにしないで、ソフトウェアウォレットかハードウェアウォレットに預けましょう。

ソフトウェアウォレットとは、PCやスマホに自分の財布をつくり、そこに仮想通貨を預けるイメージです。ハードウェアウォレットは、USBのような端末を財布代わりにします。ソフトウェアウォレットはネットに接続するので、ネットに接続しないハードウェアウォレットよりは、多少ハッキングリスクが高いと言えます。

ただ、LISKは2018年4月時点では、Ledger Nano Sなどでメジャーなハードウェアウォレットに対応していません。そのため、ソフトウェアウォレットで対応することになります。

LISKのソフトウェアウォレットならLisk Nanoが良いでしょう。このウォレットは、リスクが公式に推奨しているウォレットです。

まとめ

今回は、LISKの概要や将来性について紹介しました。
おさえておきたいポイント
1.LISKはスマートコントラクトを採用している
2.イーサリアムと違いメインチェーンではなくサイドチェーン
3.LISKにはマイクロソフトが投資している

LISKは今ではメジャーなアルトコインの一つと言えます。上述した仕組みから注目される理由は分かったと思います。今後は、イーサリアムと共に動向を注視していくべきでしょう。

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