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仮想通貨のモネロ(Monero)特徴と将来性について

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「仮想通貨Monero(XMR)はプライバシーコインの代表格!その特徴など」

モネロの特徴やメリット

Moneroは代表的な仮想通貨のうちの1つですが、まだその名前を聞いたことがないという人も多いでしょう。Moneroは日本語では「モネロ」と読みますので、以下ではモネロと呼ぶことにします。略号はXMRです。例えば、日本円ならば1円、2円というように表現しますが、仮想通貨モネロの場合には1XMR、2XMRというように表現されます。

比較的古くからある仮想通貨

モネロがローンチされたのは2014年4月です。ローンチというのは「発行すること」「発表すること」といった意味です。「2014年に発行されたばかりならまだ新しいじゃないか」と思う人もいるでしょう。たしかにそうなのですが、仮想通貨の歴史はまだ浅いのでモネロは比較的古くからある仮想通貨のうちの1つです。一番古いのはビットコインで2009年に発行されています。2番目に古いのがライトコインで2011年発行です。2016年~2017年にかけてたくさんの仮想通貨が誕生しました。現在ではその数は2千種類以上もあると言われています。その中ではモネロは歴史があるほうなのです。

モネロの時価総額ランキングは高い

2018年3月時点の情報ですが、モネロの時価総額ランキングは10位です。ダッシュが11位、ジーキャッシュが25位ですのでモネロはプライバシーコインの中では一番高い位置にいます。ランキングは頻繁に入れ替わっているのであくまで現時点(2018/3/19)での話です。

モネロの最大の特徴は匿名性

ビットコインという仮想通貨があるのに、なぜ他にもたくさんの仮想通貨があるのかとう疑問は初心者の人が持ちやすい疑問です。モネロはビットコインが持っていない特徴を持っているので注目を集めています。その最大の特徴は匿名性にあります。モネロでは「リング署名」という技術が使われており、匿名性が高い送金が可能です。

送金速度の速さもモネロの特徴

ビットコインのブロック承認時間が10分なのに対してモネロは2分です。つまりはビットコインよりも5倍高速な送金ができるということです。この点もモネロが優れている点です。

なぜ匿名性が必要なのか?

匿名性が高い仮想通貨は人気があります。モネロ(Monero)、ダッシュ(Dash)、ジーキャッシュ(Zcash)が代表的なものですが、その他にもバージ(Verge)、バイトコイン(Bytecoin)なども匿名性が高い仮想通貨です。将来的にはビットコインを追い抜くという意見もあるように、匿名性は必要であると考える人もいます。なぜ匿名性が必要なのか、考えてみます。

ビットコインの匿名性

ビットコインもそれなりに匿名性が高い仮想通貨です。銀行口座では口座にあるお金が住所・氏名などの個人情報と結び付けられています。それに対してビットコインでは個人情報との結びつきがないので、どこのだれがいくら保有しているのかわかりません。ビットコインでわかるのは「送金元アドレス」「送金先アドレス」「送金されたビットコインの枚数」の3つです。

個人情報と結びついていないので注意も必要

仮想通貨は個人情報と結びついていませんが、それはリスクでもあります。例えば、間違ったアドレスに送金をしてしまったとしても通貨をとりもどすことができません。銀行口座なら個人情報と結びついているので、間違って送金してしまったらとりもどすことも可能です。基本的には存在しないアドレスに送金をしてしまっても、「送金不可」となって戻ってきます。しかし、間違えて入力したアドレスが偶然存在しているアドレスだったら有効な送金となってしまいます。送金時には十分に気をつけなければなりません。

仮想通貨モネロではいっさい情報がわからない?

モネロの場合、完全ではないもののビットコインに比べるとかなり匿名性が高くなっています。リング署名という技術を使うことで送信者の情報をわからなくしています。この技術によって取引の履歴を過去に遡ることが難しくしています。さらに、ワンタイムアドレスを利用することで受信者の情報も秘匿しています。いっさい情報がわからなくなっているわけではないものの、かなり高い匿名性を持っていると言えます。

匿名性が必要な理由

現在のところ、匿名性が必要であると考えている人は少ないかもしれません。しかし、仮想通貨が「通貨として広く利用されるようになれば、さまざまなトラブルが起きることも予想されます。

ブロックチェーン上に記録されている情報はだれでも見ることができる

仮想通貨の取引履歴はブロックチェーン上にすべて記録されています。そしてその情報は公開状態、つまりはだれでも見ることができる状態です。ビットコインの場合「送金元」「送金先」「金額」という3つの情報が公開されています。それだけならば問題はないはずです。どこのだれのアドレスであるかがわからないからです。ところがなんらかの理由でアドレスが個人情報と結びついてしまったらプライバシーが侵害される可能性があります。1つの例をあげてみましょう。

1.佐藤が田中に1万円分のビットコインを送金。
2.田中は佐藤のアドレスを知る。
3.それをだれかに話してしまう。
4.悪いことを考える人が他人のアドレスを集めていた。その人にアドレスを知られてしまう。
5.個人情報とアドレスが結びつく。

このようなことが起きる可能性があるということです。もちろん、それがすぐにトラブルに結びつくわけではありません。しかしアドレスと個人情報が結びつけば佐藤さんや田中さんが持っているビットコインが過去にどのような経緯をたどってきたのかがわかってしまいます。過去に犯罪に使われた履歴があったら、悪いイメージを持たれてしまうでしょう。本人に責任はなくてもなんだか気持ちが悪いはずです。
また、自分の保有資産を他人に知られることを嫌がる人も多いです。「お金に色はない」と言われているように、法定通貨も過去にどのような使われ方をしていても価値が落ちることはありません。仮想通貨も「お金」なので色がつくことがないようにする必要があります。プライバシーの機能は将来的には必要だと言われています。

モネロが抱えているリスクとは?

仮想通貨はまだ発展途上の技術であり、実験段階であると言えます。ビットコインでは過去の取引履歴まですべてわかってしまうという問題点は、他の方法で解決できる可能性もあります。絶対に匿名性が必要なのかということは現時点ではまだわかりません。

法律による規制が話題になっている?

コインチェックが「みなし業者」であるということが話題になりました。その理由として匿名系の仮想通貨を取り扱っているということが指摘されています。匿名性の高い仮想通貨は大きなメリットを持っていますが、その半面で大きなリスクも抱えている状態です。それは、法律によって規制されてしまうかもしれないということです。匿名性の高い仮想通貨は過去の取引履歴を遡れないので、マネーロンダリングやテロ組織の資金調達に利用される恐れがあります。国家も資金の流れを把握できないということが問題なのです。

短期的には規制されてしまう可能性もある

仮想通貨はまだ実験段階であるにもかかわらず、急速に普及しています。知名度の上昇に技術レベルや法律がついていっていないという状況です。中国では仮想通貨に対して強い規制をしています。日本は比較的積極的に認めていこうという姿勢を見せていますが、世界的に規制をするという流れになったらそれに逆らえないでしょう。匿名系の仮想通貨への投資はリスクも高いということを理解しておきましょう。

モネロを購入できる取引所

仮想通貨ユーザーがもっとも知りたがっているのは、モネロを扱っている取引所はどこかについてと考えています。なぜなら、購入できなければ意味がないからです。

最近、海外取引所でしか買えないと思われている方もいるようですが、日本の取引所でも購入ができます。

国内取引所ではコインチェックのみ

コインチェックは国内取引所の中でも多くの仮想通貨を扱っており、モネロもそのひとつに入っています。しかし、コインチェックは金融庁の認可を受けた取引所ではないという残念な一面を持っていますが、多くの仮想通貨を扱っているという理由で、多くのユーザーからの支持が厚いです。

ネム流出事件がきっかけでユーザーの多くが離れていますが、支持があるというだけで存続どころか改善し、どの取引所にも負けない、金融庁の認可を受けることに期待が大きいということです。

金融庁の仮想通貨交換業者登録一覧を確認しても、モネロを扱っている取引所は現在のところ存在していません。

海外ではモネロを扱っている取引所がある

主な取引所はHitBTCとBinance(バイナンス)で、とくにビットコイン建てのほうが活発に動いています。イーサリアムでも購入が可能です。

購入方法は、国内取引所で購入したビットコインやイーサリアムを先ほど挙げた取引所に送金し、送金した仮想通貨で購入するというものです。

モネロの今後!2018年以降はどうなるかを予想

モネロは時価総額ランキング5位前後になるほど、世界中のユーザーから厚い支持を得ていますが、気になるのは2018年以降どうなるかについてです。

北朝鮮の大学に流入したというニュースについて

まずはこのツイートをごらんください。

モネロと北朝鮮についてのツイートですが、注目してほしいのは、なぜ北朝鮮がモネロに目をつけたのかです。

確かに、モネロは匿名性が高い仮想通貨なのですが、その匿名性を利用してマネーロンダリング(資金洗浄)やテロや犯罪などに関連する資金に活用することができるという危ない一面を持っています。

現実に、モネロが北朝鮮の大学に流出したり、北朝鮮を含む世界中のハッカーの攻撃対象になったりなどというニュースが出てきています。高過ぎる匿名性がかえって危ないことに使われる可能性が高いということです。

セキュリティの改善ができれば将来性に大きな期待が持てる

匿名性の高さに目を付けられたモネロですが、その辺りについてのセキュリティを改善できれば、大きな期待が持てます。個人的には、匿名性を維持しつつ、不正利用されたら元凶を追跡できて特定が可能などの機能を加えることができればいいと考えています。

その他に改善すべきところを改善できれば、セキュリティは今より強固となり、現実にそうなれば、将来性に大きな期待が持てるということです。

国内取引所に上場する可能性について

金融庁の認可を受けた国内取引所の上場についてですが、可能性は十分あると考えています。根拠は、時価総額の高さと時価総額ランキング7位にあり、このふたつの要素だけで上場に期待が持てるというものです。

金融庁の認可という概念を除けばコインチェックのみとなっておりますが、今年度中にモネロを扱うようになる取引所が出てくることを予想しています。

まとめ:モネロは魅力的な仮想通貨だが、リスクもある

モネロという仮想通貨に魅力があることは時価総額ランキングの高さが示しています。たくさんの仮想通貨が新しく誕生している現在ですが、モネロはその中でも技術面でかなり先を言っているようです。将来的に仮想通貨が「お金」にとってかわったとしたら、匿名性の機能は必要になる可能性が高いです。

おさえておきたいポイント
1.モネロは匿名性が高い仮想通貨
2.ビットコインはアドレスから「送金先」「送金元」「金額」がわかる
3.個人情報とアドレスが結びついたらプライバシーが侵害される可能性もある
4.短期的には法律で規制されるかもしれない
5.投資対象としてはリスクも高い

仮想通貨は現在は主に投資対象として見られています。日本ではモネロはまだショップでの決済手段として使えません。ハイリスクな投資なので失ってもよい程度のお金を投入するようにしておくのが賢いやり方でしょう。

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